□収録内容□
○公演映像
○特典映像(稽古風景)
※映像及び音楽の割愛、差し替えはございません。
原作/赤石路代「アレクサンダー大王 -天上の王国-」
(小学館「flowersフラワーコミックスα」刊)
脚本・演出/田渕大輔
主な出演者(公演プログラム記載順)
天飛華音、瑠璃花夏、稀惺かずと、美稀千種
ブルーレイ/TCAB-288/星組/宝塚バウホール
収録日:2025年10月11日/収録時間:約130分(予定)
発売元:株式会社宝塚クリエイティブアーツ
※価格はすべて税込み表示です。
□Story□
物語のはじまりは、アレクサンダーがまだ若き王子であった頃。マケドニア王フィリッポスの第一王子として、哲学者アリストテレスが教鞭をとるミエザの学問所で学ぶアレクサンダーの周囲には、いつも彼を慕う仲間たちの姿があった。 中でも、人の心を読む不思議な“力”を持つヘファイスティオンは、その能力ゆえ聞こえる大人たちの後ろ暗い“声”に常に心を苛んでいたが、淀みない清らかな心を持つアレクサンダーと出会ってからは、その“力”を使って王子を守る盟友となり、アレクサンダーから、自身の“分身”と呼ばれる存在になっていた。
そんなある日、事件が起こる。帰省していたぺラの王宮からミエザへ戻る道中のアレクサンダーに、兜で顔を隠した兵の一団が襲いかかってきたのだ。何とか窮地を凌ぎながら、遠く離れたヘファイスティオンに助けを求めるアレクサンダー。すると程なく、その“声”を聞いたヘファイスティオンら仲間たちが助太刀に現れ、王子は難を逃れる。追い詰めた兵の隊長に「何故の狼籍か?」と問うアレクサンダー。すると隊長は、「命を懸けて仕える主君を探すため、未来の王と目されるアレクサンダーの腕を試したのだ」と奇襲の理由を告げる。「王が民を選ぶのではなく、民が王を選ぶとは・・・」男の言葉に感銘を受けたアレクサンダーは、初陣の折には彼を雇うと約束。が、兜をとった隊長の正体は美しい女性。彼女は自身をロードスの傭兵サーヌと名乗り、その場を去っていくのだった。
以来、サーヌのことが頭から離れないアレクサンダーだったが、再会の機会に恵まれぬまま3年の月日が経ったある日・・・ビザンティオンへの遠征のため、王が不在のペラの王宮にサーヌが訪ねて来る。サーヌは、同盟国テーバイが密かにアテネと組み、反マケドニア連合軍を組織しているという情報をアレクサンダーに伝えに来たのだ。テーバイの動向を見守る間、戦闘経験が豊富なサーヌから、武器や戦術についての教えを請うアレクサンダー。更に二人は、これまで胸に秘めていた理想や志についても語り合うようになり、互いへの想いを募らせてゆく。
そんな中、フィリッポス王はテーバイへの出陣を決め、いよいよアレクサンダーの初陣の時が迫る。改めて、王子に勝利をもたらすと忠誠を誓うサーヌ。だがヘファイスティオンの目には、サーヌに絡む“死の影”の姿が…。


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