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□収録内容□
○公演映像
○特典映像(Special Movie @稽古場)

【おことわり】
使用楽曲の著作権上の理由により、『ル・ポァゾン 愛の媚薬―Again―』の下記楽曲使用シーンにおきまして、楽曲を差し替えて収録しております。
○第8・11場 ♪ANOTHER DAY IN PARADISE (歌唱:諏訪)
〇第11場 ♪FIND A WAY TO MY HEART (歌唱:諏訪)
また、下記楽曲使用シーンは、ヴォーカルを割愛して収録しております。
〇第15場 ♪Un Amor (歌唱:彩風・綾)
あらかじめご了承ください。

脚本:柴田侑宏、演出:謝珠栄 /作・演出:岡田敬二

主な出演者(公演プログラム記載順)
彩風咲奈・朝月希和・奏乃はると

ブルーレイ/TCAB-156/雪組/愛知県芸術劇場大ホール
収録日:2021年6月13日/収録時間:176分
発売元:株式会社宝塚クリエイティブアーツ
※価格はすべて税込み表示です。

□Story□
『ヴェネチアの紋章』

16世紀前半、海運立国として欧州一の経済力を誇っていたヴェネチア共和国。しかし、後進国ながら広い領土を持つ君主制国家のスペイン、フランス、トルコ等の国々が有能な絶対君主を得て台頭する大帝国の間で、ヴェネチアは一つの転換期に差し掛かっていた。殊に神聖ローマ帝国の皇帝とスペイン王を兼ねるカルロスは、今や全イタリアを占領し、同じく都市国家のフィレンツェも陥落寸前。ヴェネチアの国家元首、アンドレア・グリッティは、カルロスとの和睦を進言する国家元老議員、大貴族のプリウリたちの意見を耳にしつつも、無条件に降伏することはあり得ないと、新たな秘策を練っていた。
そんな中、アルヴィーゼ・グリッティがコンスタンチノープルからヴェネチアへ帰国する。彼はヴェネチアの元首グリッティの子で、母メリーナはトルコ国籍を持つギリシャ女性だった。アルヴィーゼは、持ち前の才覚で指折りの大貿易商になるも、嫡子でないがゆえにヴェネチア本国での貴族の身分は唯一手に入れることができなかった。名門グリッティ家の血筋ではあっても、ヴェネチアの法律によって嫡子でなければ貴族の身分は与えられず、貴族でなければ政治家としての道は閉ざされてしまうのである。父譲りで誇り高く、政治的野心の強いアルヴィーゼにとってその事実は耐え難く、彼の心には、いつの日か必ず自らの手で一国の王となり、ヴェネチアが彼に対して与えることのない“紋章”を手に入れるという野望が溢れていた。
帰国後、姪のラウドミアの結婚披露宴に出席したしたアルヴィーゼは、元首グリッティに対抗する勢力を持つプリウリの奥方、リヴィアを情熱的な踊り“モレッカ”に誘う。物静かで冷たい清冽な美しさで評判のプリウリの奥方がアルヴィーゼの情熱に応え火のように激しく踊るその変貌ぶりは人々を驚かせるのだった。
リヴィアは名門コルネール家の血筋で、アルヴィーゼと彼女は10年に亘り秘やかに愛し合っていた。貴族ではない自分とリヴィアとの正式な結婚は望めるわけはなく、一度は身を引いたアルヴィーゼ。しかし、今や成功し財を築いた彼は、愛するリヴィアを傍に置く準備を進めていた。
その好機が遂に巡って来た。コンスタンチノープルに戻ったアルヴィーゼは、トルコの属国であるハンガリアに侵攻を開始したオーストリーの動きを封じるため、トルコ国王の信頼を得て、軍を率いてハンガリアへ進軍することとなったのだ。ハンガリア遠征の司令官から総督へ、そしてハンガリアの王へ。愛する人を取り戻すために、そして自分自身の誇りのために、アルヴィーゼは“紋章”への強い執着に突き動かされ、一国の王となるべく立ち上がる――。

『ル・ポァゾン 愛の媚薬―Agein―』
古今東西の愛の逸話で構成された、大人の香り漂う名作レビューが10年振りに再演。一部アレンジを加えさらにバージョンアップし、新トップコンビの彩風咲奈と朝月希和を中心とした雪組メンバーが妖しくも美しい世界を繰り広げる。

『ヴェネチアの紋章』『ル・ポァゾン 愛の媚薬―Again―』

ブルーレイ
¥9,900 (税込)
発売日
2021/11/12
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