□収録内容□
○公演映像
○特典映像(Special Movie@稽古場)
16ページカラーブックレット付き
※公演映像、特典映像、ブックレットは、ブルーレイとDVD同じ内容です。
※映像及び音楽の割愛、差し替え等はございません。
脚本・演出:生田 大和/作・演出:稲葉 太地
主な出演者(公演プログラム記載順)
柚香光・星風まどか・水美舞斗・永久輝せあ・聖乃あすか・美風舞良・航琉ひびき
(専科)高翔みず希
DVD/TCAD-592/花組/宝塚大劇場
収録日:2022年6月17日/収録時間:172分
発売元:株式会社宝塚クリエイティブアーツ
※価格はすべて税込み表示です。
□Topix□
『巡礼の年~リスト・フェレンツ、魂の彷徨~』
1832年、パリ。フランスは革命という動乱の時代を経てもなお、権力を握り続ける貴族と、台頭著しいブルジョワジーによって牛耳られていた。毎夜開かれるサロンでは、享楽と所有欲に溺れる貴族がお抱えの芸術家たちに腕前を披露させ、芸術家たちは己の技と魅力で名を揚げるべくしのぎを削っている。
今宵、ル・ヴァイエ侯爵夫人邸サロンに集まった貴婦人たちのお目当ては、フランツ・リスト―。類まれなる美貌と、ヴィルトォーゾ、すなわち超絶的な技巧を武器に、パリのサロンを席巻している若きピアニストである。彼がサロンを訪ねるとなれば婦人たちが詰めかけ、炎のように情熱的な演奏は聴くものを夢中にさせるのだった。誰もが羨む栄光の真っただ中にいるリスト。しかしライバルであり同志でもあるフレデリック・ショパンは、人気が高まるにつれて本来の自分を見失っていくリストを案じていた。ショパンは、リストにある批評を見せる。ダニエル・ステルンというペンネームで書かれたその記事は、リストを礼賛するものではなく、彼が向き合うべき本質が書かれていた。リストはダニエル・ステルンの正体を聞き出すと、すぐさまその人物、マリー・ダグー伯爵夫人のもとを訪れる。
マリー・ダグー伯爵夫人は社交界の花形と持て囃されていたが、夫のダグー伯爵との仲は冷え切っており、自らの存在意義を求めるかのように男性名を騙ってひそかに文筆活動をしていた。社交界で本来の自分を偽って生きてきたマリーは、リストの中に同じ苦しみを見出したのだ。魂の根底で理解し合える女性と巡り合えた喜びに打ち震えるリスト。この街で求められているのは、本米の自分、"リスト・フェレンツ"ではなく、虚像のフランツ・リストなのだ――そう気づいたリストは、マリーの手を取って出奔する。
こうして二人の"巡礼の年"が始まった。パリから遠く離れたスイスへ・・・ただのフェレンツとマリーとして生きる喜びを取り戻していく二人。しかし幸せな日々は長く続かなかった・・・
『Fashionable Empire』
時代や流行の先端を行く洒落者達が集う“Empire(帝国)”を舞台に、時にクールに、時に熱いビートのうねりで人々を魅了する数々の場面で構成するスタイリッシュなショー作品。花組トップスター・柚香光の持つ都会的で洗練された魅力に焦点を当てると共に、花組生達の多彩な輝きを様々なグルーヴに乗せて届ける、極上のエンターテインメント。
○公演映像
○特典映像(Special Movie@稽古場)
16ページカラーブックレット付き
※公演映像、特典映像、ブックレットは、ブルーレイとDVD同じ内容です。
※映像及び音楽の割愛、差し替え等はございません。
脚本・演出:生田 大和/作・演出:稲葉 太地
主な出演者(公演プログラム記載順)
柚香光・星風まどか・水美舞斗・永久輝せあ・聖乃あすか・美風舞良・航琉ひびき
(専科)高翔みず希
DVD/TCAD-592/花組/宝塚大劇場
収録日:2022年6月17日/収録時間:172分
発売元:株式会社宝塚クリエイティブアーツ
※価格はすべて税込み表示です。
□Topix□
『巡礼の年~リスト・フェレンツ、魂の彷徨~』
1832年、パリ。フランスは革命という動乱の時代を経てもなお、権力を握り続ける貴族と、台頭著しいブルジョワジーによって牛耳られていた。毎夜開かれるサロンでは、享楽と所有欲に溺れる貴族がお抱えの芸術家たちに腕前を披露させ、芸術家たちは己の技と魅力で名を揚げるべくしのぎを削っている。
今宵、ル・ヴァイエ侯爵夫人邸サロンに集まった貴婦人たちのお目当ては、フランツ・リスト―。類まれなる美貌と、ヴィルトォーゾ、すなわち超絶的な技巧を武器に、パリのサロンを席巻している若きピアニストである。彼がサロンを訪ねるとなれば婦人たちが詰めかけ、炎のように情熱的な演奏は聴くものを夢中にさせるのだった。誰もが羨む栄光の真っただ中にいるリスト。しかしライバルであり同志でもあるフレデリック・ショパンは、人気が高まるにつれて本来の自分を見失っていくリストを案じていた。ショパンは、リストにある批評を見せる。ダニエル・ステルンというペンネームで書かれたその記事は、リストを礼賛するものではなく、彼が向き合うべき本質が書かれていた。リストはダニエル・ステルンの正体を聞き出すと、すぐさまその人物、マリー・ダグー伯爵夫人のもとを訪れる。
マリー・ダグー伯爵夫人は社交界の花形と持て囃されていたが、夫のダグー伯爵との仲は冷え切っており、自らの存在意義を求めるかのように男性名を騙ってひそかに文筆活動をしていた。社交界で本来の自分を偽って生きてきたマリーは、リストの中に同じ苦しみを見出したのだ。魂の根底で理解し合える女性と巡り合えた喜びに打ち震えるリスト。この街で求められているのは、本米の自分、"リスト・フェレンツ"ではなく、虚像のフランツ・リストなのだ――そう気づいたリストは、マリーの手を取って出奔する。
こうして二人の"巡礼の年"が始まった。パリから遠く離れたスイスへ・・・ただのフェレンツとマリーとして生きる喜びを取り戻していく二人。しかし幸せな日々は長く続かなかった・・・
『Fashionable Empire』
時代や流行の先端を行く洒落者達が集う“Empire(帝国)”を舞台に、時にクールに、時に熱いビートのうねりで人々を魅了する数々の場面で構成するスタイリッシュなショー作品。花組トップスター・柚香光の持つ都会的で洗練された魅力に焦点を当てると共に、花組生達の多彩な輝きを様々なグルーヴに乗せて届ける、極上のエンターテインメント。
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