□収録内容□
○公演映像
○特典映像(稽古風景)
※音楽著作権上の都合により、『PHOENIX RISING』S9~10♪Lullaby of Birdland(歌唱:鳳月)、及び S23♪月亮代表我的心(歌唱:彩海)は、原詞による歌唱にて収録しております。
あらかじめご了承ください。
作/柴田侑宏
演出/大野拓史
作・演出/野口幸作
主な出演者(公演プログラム記載順)
鳳月杏・天紫珠李・風間柚乃・礼華はる・彩海せら・梨花ますみ・白雪さち花
ブルーレイ/TCAB-277/月組/梅田芸術劇場メインホール
収録日:2025年5月10日/収録時間:170分
発売元:株式会社宝塚クリエイティブアーツ
※価格はすべて税込み表示です。
□Story□
『花の業平』
平安初期、京の都に在原業平という公達がいた。歌才に優れ、眉目秀麗の誉れ高く、その上武勇にも長じ、総じて自由闊達で雅な、当代随一の貴公子であった。
当時の宮廷には藤原氏の権勢がはびこっており、他の氏族の出世はかなり抑えられたものになっていた。中でも太政大臣藤原良房は帝の祖父にもあたり、政治の実権はほとんど良房が握っていた。
ある年の春、宮中では花の宴が催されていた。業平はそこで美貌の姫高子に出会う。高子は良房の養女であり、良房はこの天覧の舞に高子を加わらせ、今上帝(清和)の女御にあげて皇子をもうけさせ、藤原の勢力を一層強大なものにしようとしていたのである。
父の下心を悟っている高子は、その計画に同調する兄基経の圧力をも振り切って、花の舞に加わることを拒もうとする。そんな高子を間近で見た業平は、誇り高く才気煥発で、その上朧たけた雰囲気を持つ高子に心惹かれる。そして高子もまた、噂に聞くよりも精悍で包み込むような優しさを持つ業平の貴公子振りに心を寄せる。
除目の日。内裏では、藤原氏一門の昇進人事に貴族たちの不満が渦巻いていた。業平も人事の成りゆきを見守っていたところ、高子が叔母にあたる太皇太后順子の用事で宮中に訪れる。業平と高子の二度目の出会いであった。業平は何としても今一度逢う気持ちを押さえられず、高子が身を寄せる順子の邸、五条第に忍び入ることを高子に約束する。
以来業平は溢れる想いを抑えきれず、幾度となく五条第を訪れていた。良房と基経は、業平とのことが原因で高子の入内が遅れたことを口惜しく思う。そして、今後一切業平を高子に近付けないために、高子を五条第から良房の邸に移してしまう――。
『PHOENIX RISING(フェニックス・ライジング)』
風の時代に飛翔する「PHOENIX (フェニックス・鳳凰)」をテーマに、満月の夜に蘇った不死鳥が風に乗り、アジアを中心に各国を巡り、人々の幸せのために天翔ける姿をダイナミックに描いた絢爛豪華で異国情緒あふれるレヴューの全国ツアーバージョン。
動画視聴出来ない場合はこちらをクリック