□収録内容□
○公演映像
○特典映像(稽古風景)
※映像及び音楽の割愛、差し替えはございません。
脚本:柴田侑宏、演出:樫畑亜依子
作・演出:中村一徳
主な出演者(公演プログラム記載順)
鳳月杏・天紫珠李・礼華はる・梨花ますみ・白雪さち花
(専科)凛城きら・水美舞斗
ブルーレイ/TCAB-259/月組/市川市文化会館
収録日:2024年8月31日/収録時間:166分
発売元:株式会社宝塚クリエイティブアーツ
※価格はすべて税込み表示です。
□Story□
『琥珀色の雨にぬれて』
1922年、秋のある朝。パリ郊外にあるフォンテンブローの森を散策していたクロード・ドゥ・ベルナール公爵は、一人の女性と出会う。神秘的な美しさを湛え、大勢の紳士淑女たちを相手に自由に振る舞うその姿に、クロードは一瞬にして惹きつけられる。そんな彼に、ジゴロのルイ・バランタンが声をかけ、女性の正体を明かす。彼女の名はシャロン・カザティ、絵や写真のモデルをしたり、客の前でドレスを着て自らその広告塔を務めたりする、いわゆるマヌカンである、と――。実はルイもシャロンに魅せられていた。
公爵であるクロードとシャロンは生きる世界が違うと忠告するルイに対し、クロードは心の在り処は同じはずだと反論する。同じ女性に惹かれた二人の間には奇妙な友情が芽生え、どちらがシャロンの心を射止めるか、正々堂々と勝負する事を誓い合う。
ある夜、パリの高級クラブ「フルール」に、シャロンが銀行家のジョルジュ・ドゥ・ボーモン伯爵に伴われてやって来る。彼女は酔客に絡まれてしまうが、偶然その場に居合わせたクロードが酔客を追っ払って場を収める。お礼にとクロードに口づけをするシャロン。いつもとは違うその様子から、ルイは彼女がクロードに恋している事を察するのだった。そしてフロアの片隅には、そんなクロードを見つめるフィアンセのフランソワーズの姿があった。
数日後、クロードはフランソワーズに呼び出され、フルールのマダム・エヴァからの伝言を聞かされる。それは、シャロンがボーモン伯爵に連れられ豪華列車で南仏ニースに行くという知らせだった。運命のいたずらか、フィアンセであるフランソワーズにその伝言が託されてしまった事にクロードは激しく動揺する。しかしそれ以上に、抑え切れない程のシャロンへの想いがクロードの中に込み上げ、ついに彼は同じ列車でニースに向かう決意をする――。
『Grande TAKARAZUKA 110!』
伝統的レビューへのオマージュから、「月」をイメージした壮大な未来へのメッセージ、そして「愛」と「夢」テーマに永遠なる宝塚レビューへの想いを綴るレビュー作品。
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